目次−写真集−任国外旅行

青年海外協力隊には2年間の活動任期中に、3週間(現在はもっと短縮されそうですが)の旅行期間があります。
これは派遣国の周辺の国々を訪問し、業務に関連のあるところを視察して任国における協力活動へ役立てる、というものです。
が、みなさん、それぞれ観光も楽しんでいるらしく私もそんな情報から、ネパールとタイにしぼって出かけました。

Nepal ネパール

ブータンからDruk Airという唯一の国営航空にのって約1時間後、ブータン入国以来約一年間待ちつづけた任国外旅行が始まりました。その最初の国に選んだのがお隣の国、ネパールです。首都カトマンドゥにあるダウドガンディ国際空港はブータンのこじんまりした空港に比べ、とても広く感じられました。
ヒンズー教の寺院
空港からタクシーで約一時間ほどで市内に入ります。初日はJICAへの表敬挨拶などをして二日目から名所旧跡を訪問しました。
ここは最後に行ったタミル通りです。みやげ物屋、レストラン、安宿等が並んでいるようです。カトマンヅゥの北西部にあります。昔流行ったんであろう、フリーメイソンの宗教団体の建物もありました(麻薬で有名)。
タミール通り
蛇使い
Snake Charmer、所謂蛇使いです。TVで見たことはあったが実際街頭で、本物にばったりあって、感動ものでした。しばらく見とれていたら、男の子から見物料を要求されてしまいましたが言葉がわからないふりをして、とぼけてしまいました。(たいした額ではなかったので素直に払ってもよかったなぁ、と今では反省しています。)

ネパールのvisualではよく見られるおおきな饅頭型のタワー、パシュパティナートと呼ばれるストゥーパ(ネパリーで仏塔)です。恐らくヒンズー教の世界では最大の大きさを誇るもので四方に向いている目が世界の果てまでを見据えて人々を守護しているそうです。白人のヒッピースタイルの若者にたくさん出会いました。イスラエル人なんかが多かったように思います。
パシュパティナート
大学病院の検査技師さん
現地JICAの方に教えてもらって、JICAが25年間以上にわたって援助活動しているダウドガンディ国立教育大学にある付属病院を見学しました。こちらは検査室の技師さんです。(cute!)
研究室内の実験器具です。これ以外にもたくさんの研究用計測機器、精密分析器が所狭しと置かれています。日本語が堪能な大学スタッフの話によるとこれらすべてが日本の援助によるもので、はたしてこれらすべてを使いこなすスキルが彼等には無いのが問題で、使用法を指導してくれるJICAの援助も期待しているそうですべてが日本におんぶに抱っこ、というものでこれらODAの援助というものが本当に彼等のためになっているのだろうか、日本の税金を無駄づかいしているだけなのでは?と疑問に思いました。
研究室
ネパールJOCVドミトリー
こちらはネパール協力隊の隊員寮、通称「ハウス」です。ブータンの木造のぼろっちい2階建てとはえらい違いの大理石造りの豪勢なものでビックリしてしまいました。衛星放送のアンテナもあり、まるでホテルのようです。(ブータンのドミ《寮》の寝具は蚤がわいていました)
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