空気が乾燥する季節は、呼吸器系の機能が弱まり、風邪を引きやすくなります。そんなときには、殺菌効果や喉の痛みを和らげる働きのあるクローブが最適。 その名もフランス語の釘 clou からついたといわれる,クローブ。
確かにに釘の形にどことなく似ています。軌帯のフトモモ科の樹木の、
まだ花開く前のつぼみを乾燥させたものです。 インドの人たちは頭痛がしたり歯が痛いとき、乗り物に酔ったときなどにこのスパイスを
口に放り込んでガジガジとかじっています。 かなり強烈な香りですが、あら不思議、スーッと痛みや不快感が消えます。 鎮痛効果があるので、日本でも以前は歯医者さんの薬に使われていたとか。
また殺菌効果も抜群で、インドの歯磨きべーストにはこのクローブが使われますし、
家庭でもクローブのパウダーを直接歯ブラシにつけてゴシゴシ磨いて虫歯予防に大活躍しています。 ガラムマサラをはじめカレーやウスターソースなどに欠かせないクローブ。 温かい飲み物、スープなどにほんの1本入れるだけでもからだがホカホカ温まるので、特に寒いときにおすすめ。
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