目次−写真集−
インドでの出会い

JOCV(青年海外協力隊)には2年間の任期中、任国外旅行というシステムがあります。
ただ任地にジッとしているだけでなく、任国の周りの国を訪問してボランティア活動に対する広い視野と見聞を得、
残りの活動期間に対する示唆を得たりするために数カ国を訪問したりします。私はネパールと、インドとタイを訪れました

JICAインドの受付嬢と
最初の国はインド。ここは表敬訪問したJICAの事務所で受け付け嬢のナビタさんと。彼女はインド北西部のパンジャビ州出身で色白のとても美人です。(チョット解像度が悪いですね)日本人に対してはSir付けで常に呼ばれるのでなんだかこそばゆい感じでした。彼女にアレンジしてもらってアグラのタージマハールも見に行きました。
インドJICAへの表敬訪問をおえてタクシーに乗って市内観光に向かいました。デリーの中心部コンノートプレイスから15分ほど走るとオールドデリーに着きます。イギリスに植民地化される前、ここが時の王朝の中心地でした。いろんなインドの店がゴチャゴチャと林立していて、いろんなインド人たちが往来しとても活気があります。いろんな国のヒッピースタイルの若者たちが行き来して面白かったです。
オールドデリーの通り
タクシーの運転手
コンノートプレイスはニューデリーの中心の同心円状の構造物で、観光客が多いらしくありとあらゆる客引きがウヨウウヨと日本人などの金持ちを狙っています。それらを避けて何か良い被写体はないかなと、カメラをぶら下げながら歩き回っていると、軍人らしき人がこちらを見てスマイルしています。彼らは警察で、乗っているのはアンバサダーというインドで最も一般的な国産車です。しかし日本の50年前くらいの車と同じでとても乗り心地が悪い。インド人たちはとても誇り高く、オンボロ国産車に乗っています。
オールドデリーの中です。地球の歩き方においしい店があるときいたのでガイドブック片手に出かけてみました。目的地の店の丁度目の前にインドの楽師たちがいました。カースト社会であるインドでは生まれた時から楽師になることが決まっているのです。冠婚葬祭時に、にぎやかなインドの音楽をこのように奏でていました。然しとても賑やか過ぎて私にはうるさすぎました。
楽団たち
街角の屋台のおじさん
コンノートプレイスでまず最初に銀行に行き、インドの通貨ルピーに換金した後、そろそろどこかで昼飯にでもしようかなと思って通りを歩いていると、そこかしこに出店のような物がある。これはインド風のカレーで、普通マサラと呼ばれるものを2〜3種類有るライスのうちから好きなご飯を選んで数種類からあるマサラの好きなのを適当に選びかけてもらう。面白いのは皿で、大きな広葉樹の葉っぱを数枚重ねて押し葉状にして皿の形に打ち出して成型している。所謂ディスポーザブルディシュである。こんな途上国においても環境に優しい人たちがいるのには感心した。
昼飯を食べて其の自然に優しいインド人たちの心に触れて満足した私だったが、デザートが欲しいと思い、辺りを伺うと、インドのOL達が楽しそうにおしゃべりしながら、キヨスクみたいなフルーツに囲まれたお店の周りに集まって果物の盛り合わせみたいなのを食べている。よく見ると色とりどりの果物にこれまた色とりどりの香辛料をかけて食べていた。「インド人は果物にまでスパイスをかけて食べるのか......ウブブブブ」おなじのを写真の女の子たちに頼んで私もトライ!インドの暑い気候にマッチしてとっても美味しかった!
インドのOL
ニューヨークからの旅行者
アグラに行く時、たまたま2人だけしか客がいませんでした。彼女はニューヨークからきた人で、純粋なアメリカンです。乗っているのは電気自動車で、タージマハールの保護のため排気ガスを出さないように電気を使っている,とのことです。
アグラの観光といえば言わずと知れたここ、タージマハール。総大理石作りで当時の王様が権力の証しとして何千人の大工を使って、しかも愛人の墓、だけのためにこんなものを作りました。しかも後世の権力者が2度と同じ物を作らないように、かかわった多くの大工さんたちの腕を切り落としたそうです。なんておぞましい・・・・・・。
タージマハールを吊り上げる
タージマハル
これがタージマハール!。よくリプトン紅茶のパッケージかなんかについているやつです。しかし近くで見てみるとすべてが大理石で作られており、日本だったら何億円かも・・・・・・・・。

くずざんぽ - 次へ

inserted by FC2 system